テンペラとは~黄金背景テンペラ古典技法&油彩テンペラ混合技法

テンペラとは、一般的に卵で顔料を練って作った絵具およびこの絵具を用いて描いた絵
画の技法です。

語源は、元来「混ぜ合わせる」という意味のラテン語のTemperareに由来し、中世では動
物膠や植物性の接着物を混ぜた水溶絵具の総称として用いられました。

卵を用いた技法自体は、ギリシャ、ローマ以前の時代から存在したが、中世の装飾写本
や、中世末からルネサンス期にかけての祭壇画(板絵)や壁画の一部として絵画技術の
主要な部分を占めました。

匂坂祐子の作品は、中世末からルネサンス期の祭壇画の主要な絵画技法である卵黄と
金箔を使用した黄金背景テンペラ技法と、15世紀末頃から北方ルネサンスで盛んに描
かれた油彩・テンペラ混合技法による板絵を制作作品は板を支持体として、金銀箔や和
紙コラージュも取り入れて描いています。


黄金背景テンペラ古典技法を用いた作品



油彩テンペラ混合技法を用いた作品