版画の種類
 
妖精の森 版画とは印刷を行う紙以外に、彫刻などを施した版を作り、インクの転写や透写などによって複数枚の絵画を制作する技法のことを指します。

皆さんも一度は、小学校の授業などで版画を体験されたことがあるのではないでしょうか。

そんな版画ですが大きく分けて4種類に分けることができるということをご存知でしたか。
そこで版画の種類についてご紹介したいと思います。

アイコン 凸版
木版画やリノカット、イモ版、消しゴム版画などがあります。
浮世絵やイモ版などのもっとも日本人に馴染みのある技法を指します。
彫っていない面に絵の具をのせて上から圧をかける事によりそれを刷りとる技法です。

アイコン 凹版
銅版画、ドライポット、メゾチント、アクアチントなどがあります。
15世紀初頭ヨーロッパで開発された技術で、たくさんの技法を生み出しました。銅板画に用いられます。
版面にインクをつめ込み凹版した部分のインクだけを拭き残し、エッチングプレスによる圧力で、凹部のインクを刷りとる技法です。

アイコン 平版
リトグラフ、オフセット、コロタイプなどがあります。
現代でも用いられているオフセット印刷は18世紀にドイツのゼネフェルダーによって開発されたリトグラフを基にして発展させたものです。
水と油の反発作用を応用し、平面の油の部分にインクをつけそれを刷りとる技法です。

アイコン 孔版
シルクスクリーン、ステンシル、謄写版などがあります。
4つの中で一番歴史の浅い技法です。年賀状などで使うプリントゴッコも孔版に属します。
型紙の切り穴の部分を通して絵の具が刷り込まれる版形式です。

アイコン ジクレー版画
ジクレーとは、フランス語で「インクの吹き付け」を意味し、インクジェットプリンターで印刷された版画のことです。
スクリーンを使用せずダイレクトにインクを版画紙や、キャンバスに顔料を吹き付ける技法です。
原画をコンピュータで解析測定した上で、ミクロ粒子のジェット噴射を行い、 顔料の色彩は512色のインクの混合によって7万色以上もの微妙な発色が可能で、 作画の精密さ・色調の幅ともに 従来の版画複製技法の限界を凌駕しているといわれています。
また、インクの褪色に対して約200年の耐久性があります。現在最も原画に近い版画製作法ともいわれています。

以上のように版画には様々な種類があります。
そしてそれぞれの技法にはそれぞれの魅力があるのです。さらに版画の魅力は奥が深く、幅広いといえるでしょう。

当店ではジクレー版画を扱っています。
人物をはじめ、天使、風景、動物など様々な版画の作品がありますので是非、気に入った版画を見つけてみてください。