版画の歴史
 
アイコン3 版画の始まり
ヨーロッパでは、1300年代後半からキリスト教の教えを広める目的のために、聖地巡礼の記念や護符などを木版で制作していました。
現在、存在している古い木版は、1370年頃のプロタの木版と呼ばれるものであり、フランス中東部のMACONで階段の板として使用されているものが見つかっています。
初期の木版画は、1370年から80年にかけての、フランスにあるディジョンから始まったと言われています。
その後、フランスやフランドル地方では、戦争の影響により、版画制作も行われなくなりますが、ライン川上流の地域においては、1400年頃に制作された版画が現存しています。
1400年から30年頃になると、より多くの木版画が出現してきます。
その後、木版本が制作されるようになり、大工のギルドに属した職人によって木版が彫られていきます。
このようにして、版画は多くの手によって制作されていきます。

アイコン3 近代の版画
1900年代に入ると、多くの画家達が版画制作を行うようになっていきます。
この頃になると、版画工房ができるなどし、画家の版画制作に技術的なアドバイスを与えると同時に版画制作のサポートを行い、画家の自由な発想を基にして色々な技法や表現が試行錯誤されていきました。
そして、この1900年代には多くの版画家達も飛躍を遂げていきます。
版画家というのは、版画で制作活動をする画家のことを言うのですが、画家が工房などの技術者と共同作業としての版画制作を行うのに対して、版画家は版の製版から刷りまでを自ら行うことのできる作家のことを指します。
この事は版画の製版や刷りの技術面での新たな発見をすることができ、さらに自分の創作に生かすことができ、新たな版画の展開を探る事が可能となるワケです。

そして、当ショップにおきましては、「ジクレー版画」の販売を行っています。
ジクレー版画とは、最新のコンピュータ技術を駆使した、最先端の版画技法であります。
様々な版画技法とは、また違った味わいになっていると思いますので、興味のある方は、どうぞご覧になってください。